【 名曲の作り方】 中毒性が高い曲のメガニズム

2016/12/20

誰もが好きな曲に出会えば、
何回でもリピートして聞きます。
アレが「中毒」です☆

一般的に「中毒」というと
とても危険な香りがしますが、

「中毒」とは「依存性が高い」という意味であり、
まったく危険ではありません。w

(依存してたら危ないじゃないか!)
と思った方も今読まれている読者さんの中にも
居たと思いますが、そんな事はありません☆

巷には世界最大の友愛団体が
音楽を通じて国民を操っている話もありますが、
それは今回の話とは関係ありません。w

さて、
ヒットを生み出す作曲家であるほど、依存性=中毒性の高い曲を作ります。

しかし、依存を生む「中毒性」とは何かをなんなのだろうか?
まずはそこから解説して行きたいと思います☆

「中毒性」の高い楽曲とは?

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まず中毒性が高い楽曲は、
リスナーと楽曲を同調させる事でリスナーが楽曲に依存します。

正確には「リズム」に依存させるのですが、
それは単純に楽曲のノリが良ければイイという訳ではありません。

ビートの緩急と一致したメロディーライン、
その緩急を理解し楽曲と同調して歌える歌い手の感性、
ボカロならボーかロイドの声を調教出来る感性が必要です。

HIPHOPが全世界で売れた理由

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突然話が飛びますが、
日本の楽曲が世界では通用しないが、
アメリカの楽曲が全世界で飛ぶように売れる理由をご存じでしょうか?

もちろん国民の趣向やプロダクションの戦略、
タレント自体の魅力やエンターテイナーとしての力の差も含め理由は色々ありますが、

言語や文化の壁をモノともせず、
全世界に売れた理由...

中でもHIPHOPがほかに例を見ないほど
目にも止まらぬ速度で全世界に広がったのは、

もうお分かりだと思いますが
その理由とはまさに「中毒性」です。

日本人が最初HIPHOPが下手だった理由

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日本人に限らず、
アジア圏の音楽や文化には「縦ノリ」というモノがありませんでした。

なのでRAPと言っても
DAPUMPやV6の様に
当初はただの早口言葉でしかマネできませんでした。

勿論スチャダラやm.c.a.t、ジブラと言った先駆者は
いち早くその中毒のメガニズムに気づき本物のRAPを実践したが、

90年代初頭ではまだ時代を先取り過ぎて
一般の人にはその感覚について行く事が出来ませんでした。

2000年になり、
m-floやDragon Ash,スケボーキングなどが登場し、
縦乗りについて来れる若い世代によってようやく広められるようになりました。

しかしHIPHOP以前の話であれば、
日本人ミュージシャンにもしっかりこのメガニズムに気づいた人が実は多くいました。

例を挙げるのならサザンオールスターズ和田アキ子
もっと以前であれば美空ひばりもその一人でしょう。

そしてこの時代はしっかり作曲家もこのメガニズムに気づいていて、
伴奏自体にも抑揚があり、勿論メロティも蔑ろにせずその抑揚と一体化させているのも注目すべき点でしょう。

ご参考に↓

 

90年代に入ればB`zもまさにその体現者の代表と言っても良いのかもしれませんね☆

「縦乗り」とは?

簡単に言えば繰り替えずべきポイントに
ビートやボーカルのみならず、
ベースやその他の音が全て一致して同じリズムを奏でる事で作る「リズム」のスパイラルです。

(そんなのどんな曲でもそうじゃないの?)
と思われるかもしれませんが、

実はJPOPにおいてそのリズムを崩す
メロディの作りになっていた楽曲が多くありました。

その為JPOPは首を縦には降らず、
自然と横に揺れるノリになりやすい側面があります。

それも仕方ありません。
何故なら日本は本来リズムではなく、
メロディの美しさで曲を判断する感性だったからです。

なのでHIPHOPほどではありませんが、
年代にかかわらず「名曲」としてのちに残る
音楽はほぼ確実と言っていいほど「縦」に乗れる
いいリズムだったりします↓

80年代から2000年代までの名曲で検証してみよう!


中毒リズムを簡単に作る方法を紹介します!

音楽のリズムを理解すれば
手法は無限になりますが、

その中でも最も簡単な方法を
一つ取り上げて見たいと思います。

字余り厳禁

これは一小節8カウントである際、
8カウント以降に歌詞を置くな!という事です。

8カウントでしっかり歌が終わると、
だいだいの場合曲のリズムとマッチし、同調します。

聞いている側も聞いててスッキリする感覚を覚えるはずです。

これは70年代のラッパーがすでに使っていた手法で、
それは今にもそのまま残っています。

ご参考に↓

(よく分からなかったという方は、

実際口で「ワン、ツー、スリー...」カウントをしながら
RAPを聞くとより「エイト(8)」カウント目で
RAPが途切れ、次の「ワン」が始まるまで歌っていない
リズムの取り方をしているのがほとんどだというのを
体感して頂けると思います。)

こうしてみると
中毒性の高いアイドルの楽曲やアニソン、
そしてボカロもほぼこの8カウントマジックを駆使しているのがよくわかりますよね☆

いかがでしたか?
今回の中毒の話は全てのジャンルに通用する話なので、
これから曲を聴く時に、

上記の点を注意して一度聞いてみると
面白い発見があるかもしれません☆

 

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